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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2012年07月15日

佐渡の紫陽花寺

梅雨前線大暴れしていますね・・・
佐渡はこれといった大雨は特になく、一時ざーっと降って(←意外と激しい)は止んで、という感じです。
思いのほか涼しい日もちらほらと。

この季節を象徴するもの、皆様は何を想像されますでしょうか?
そういえば昨日カタツムリを2匹見ました。かなり大きめのと、とっても小さくて可愛らしいのと。カタツムリ界の「春」を謳歌しているふうでしたが、
そのカタツムリによく似合うものといえば、紫陽花ですね。(強引)

関東育ちの私は、紫陽花といえば鎌倉か箱根かというイメージなのですが
実は佐渡にも由緒正しき紫陽花寺があるのです。
去年行きたかったけれど時期を逸し、ようやく訪ねることができました。

806年、佐渡が京都から見て鬼門の位置にあたるということで
弘法大師(空海)により開基されたといわれる 蓮華峰寺。
たらい舟で有名な小木から、少し山の方へのぼったところにあります。
このあたり「小比叡」という地名が残っていますが、京都御所→比叡山の方向、同一線上にあることからそう呼ばれることになったという説があるそうです。
もちろん開基のいきさつとあわせて諸説あるものの、いにしえに想いを馳せるにはじゅうぶん面白すぎるお話ですよね。
3000坪の境内に、国指定の重要文化財を含む多くの建物が残っています。

まず入口には大きなケヤキ。子授け大ケヤキです。


「人知れず」がポイントらしい。↓参照


江戸時代に徳川家の廟所となったため、門にこのような御紋の旗があるわけですね。


鎌倉時代って・・・


こんな感じで歴史的観点から見るとまたおもしろいはずなのですが、
今回は純粋に紫陽花だけ楽しみに来てしまいました、それでは紫陽花コレクションを写真にてどうぞー。











こんな池もあるのですが


おもしろトンボ発見!!(細)


さらに樹齢600年といわれる大銀杏。
なんだか生き物のような凄い状態になっていますが、

桜、杉、山モミジ、松などなど計「十七種の宿木が寄生的植物群をなしている」のだそうです。
なんとも心の広い(?)母なる銀杏様、という感じです。
母なるといえば、この木は幹がこんなふうに垂れさがっている場所もあり(写真中央あたり)

そのかたちから「乳銀杏」とも呼ばれています。

なんだか光の加減があまりうまくいかず、少々分かりにくいのですが
こうやって道の両側にずーっと紫陽花が続いています。

その数なんと7000株。

なおこの蓮華峰寺周辺では、国道も含めて沢山の紫陽花が咲き誇っていました。
まさに圧巻、「花の島」佐渡を代表する景色は是非一度見てほしいです!!

今度はちゃんと文化財の方も堪能しなくては・・・


蓮華峰寺

佐渡市小比叡182










  


Posted by mon-amie at 00:25Comments(0)佐渡の風景