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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2016年12月08日

色で気付いたよ、というお話。

間があいたので話題もさかのぼります。

遡ること4カ月、8月あたまのことなのですけど。
少し時間ができたので、3日くらいですが実家に帰ったのですね。
新幹線を降りて、それはそれは巨大な駅ビルの中を歩いていました。
無意識に目に飛び込んでくる色合いになんだか違和感・・・。

8月初旬なんてまだ、いや「まだ」というか「まさに」夏真っ盛りです。
毎日家の窓から目にしているのは
田んぼ

(←見づらいけど白い雲)
以上のいかにも夏!な3色だったので

もう
世間は
秋なんですよぉ!
っていきなり言われて「っぉおおおっっ・・・左様であったか・・・」とその勢いに気圧されてしまった。

しかも現実、佐渡より首都圏の方が暑い。

もっとも私も以前は販売の仕事をしておりましたので、よく分かります。やはり店舗にいるとひたすら先取り先取りなんですよね。何事も。
5月にクリスマスの心配、6月にはいれば来年のダイアリーやカレンダー、秋に入れば新学期やら新入学新生活。
実際にお店に並ぶのはもうちょっと後ですが、そのくらいから仕込みをしているわけです。
(つまりメーカーさんの動き出しはもっと早い・・・お疲れ様です・・・)
毎日外に出ていればそりゃ寒くなってきたな秋だなとか、体感では理解するのは当たり前なんですけど。
どうやら目の前で起きている時間の流れをまっすぐ直視してはいなかったようです。というのに、夏だろうが冬だろうが万年スカート短い女子高生に混じって歩きながら気付かされたというお話。
そういえばこの間金沢に行く機会があったのですが、金沢の女子高生は本当にみんなスカート短い子が多かった!
やはり百万石の余裕でしょうか。新潟も日本一短いと言われていたようだけれど、今はどうなんだろう。

スカートの話はどうでもよいのでした。
つまり今は、夏は暑くて緑青白、秋は一瞬で終わるけどとにかく一年で一番色彩が鮮やかで夜は思いのほか冷える、というように
目の前のものをじっくり味わう生活が出来るようになったと思います。
そのかわり冬が近づくにつれてどんどん水墨画の世界になっていくと、ものすっごく気分が滅入るよ。

それで紅葉についても書きたいのですがまた次回。


  


Posted by mon-amie at 16:55Comments(0)雑談

2016年12月06日

ブリ起こしのかみなり

いよいよ冬の到来。
この時期になるとちょくちょく発生する、強風×豪雨×雷のコンボ・・・
しかも決まって夜中の3~4時くらいにピークを迎える。
ぬくぬくとあったかい布団の中で夢を見ていたところ突如「どぐわっしゃーん」という雷鳴で起こされて、
とりあえずトイレに行ったりして布団に戻って再び目を閉じるものの、瞼を貫通してくる雷の光に邪魔される。
こわくなんかないよ。
布団を頭からかぶってみるものの結局息苦しくなって、顔出してぷはっと息吸った瞬間にまたどぐわっしゃーん。
叩きつける雨、高速移動する網戸。
ちょっと気になるので再び起き上がってパソコンの電源だけ抜きに行って、また戻って再び目を閉(以下繰り返し)

雷様よ、持っていくならおへそではなく腹回りの脂肪にしてくれたまえよ。
そんなこんなで不完全燃焼な眠りのまま朝を迎えるのです。

それで、この冬の始まりの嵐を布団で耐え抜きながらいつも思い出すことがあります。
中学校のときの校内合唱コンクールで、中3の課題曲のひとつとして毎年歌い継がれていた「寒ブリのうた」。
舞台は寒ブリで有名なご存知富山県の氷見です。私のクラスはこれやらなかったのですが・・・
冬のグレーな日本海を思わせる短調でゆっくり語るように始まり、すぐにブリの躍動感を思わせるリズムが聴き手の心をも躍らせます。合間に挟まる、稲妻を連想させるピアノの下降グリッサンドがかっこよくて。よく遊んでたものです。


真冬の暗い空に ブリ起こしのかみなりが
荒れて とどろいて ブリを呼ぶ

もっとも関東に住んでいれば冬の雷なんじゃらほい、ってレベルのピーカンな天気が続きますから(ピーカンって今言うのかな)
当時は想像でしかなかったのですが、こっちに来て実感しました。
四季の移り変わりとそれにともなう気象現象、季節の名産品というのがはっきりしていて、そんなのを含めてこれぞ「風物詩」であるのだと。
地域によっては雷とともにやってくるのがハタハタ(=カミナリウオ)だったりもしますね。
そういえば少し前に、「氷見の寒ブリ」宣言が出されたというのをニュースで見ました。
昨年は条件を満たさず宣言が出せなかったということですから、氷見の皆様の喜びもひとしおでしょう。
もっともその昨年は氷見の手前の佐渡で大漁だったわけで、どうもすみませんいただいちゃいましたって感じなのですけど(笑)

それにしても前々から思っているのですが、これだけの風雨や雷に少なからずさらされる機会が多い場所なのに
ほとんど停電などが起こらないのはさすがというほかない。(対策がしっかりしてあるのでしょうけど)
佐渡に来て明らかに停電したのはいつぞやの5強の地震の時に数分くらいと、あといつかあったかしら?


  


Posted by mon-amie at 12:26Comments(0)佐渡の風景