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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2012年11月27日

ほっこり農家カフェ

昨夜から吹き始めた猛烈な風にくわえ、バチバチ窓ガラスに打ちつける雨の音で何度も夜中に目が覚めてしまいました。
午前中に掃除をしながらふと外を見ると、はらはらと白いものが舞っている・・・とうとう来たか・・・
しかしあまりの風の強さに雨雲も吹っ飛んでしまったのか、断続的に晴れ間も見えています。
山の上はうっすらと積雪しているようです。でも思ったほどではないかな?やはり風で吹っ飛ばされてなかなか積もらないのでしょうねえ。

さて先日、久々に夫婦そろってのお休みがあり、
たまには私とデートせい!とむりやり連れ出してご飯食べに行ってきました。





一年くらいずっと気になっていてようやく訪れることができました。



なかなか覚えづらい店名ですが、羽茂の一里塚の前にあります。ゆえに店名も一里塚、という意味だそうな。
10人ちょっとも入ればいっぱいになってしまう店内ですが、白木に白いタイル貼りのテーブルで落ち着きながらも明るい雰囲気。窓の外には小佐渡の紅葉を遠くのぞむことができました。(最盛期だったらよかったなあ・・・)
お姉さんがひとりで切り盛りされていました。ゆえに時間は少々かかりますが、仕事は丁寧で待った甲斐があるってもんです。素材は自作(!)もしくは佐渡産のものにこだわっているのだとか。



色彩が鮮やかで見た目からして美味しいサラダ。
ミニトマトの下にあるのは何か分かります?佐渡のこの季節の名物といえば・・・、そう、柿ですね♪



外食すると無意識のうちに頼んでしまうハンバーグ(笑)デミグラス仕立てです。
ハンバーグの中に玉ねぎを入れるのって一般的ですが、それにくわえて長ねぎが入っているようでした。
シャキッとした食感もプラスされています。

これを向かいから見ていた主人が「綺麗な形だ」という。
聞けば、私が作るハンバーグは「背が高い」(←厚みがあり過ぎる)ということらしい。
大きくていかにも食べた実感があるし別にいいじゃないか!!(中央はちゃんと窪ませてるし!)と反論したのだけれど、次回作る時はもう少し薄めに成形しないといけないのしら?
そこらへんワイルド過ぎか?

ともかくそんな助言をくれた彼はこれまたお決まりのビーフカレーを頼んでいました。
しばらく無言でひたすら食べ続けているので、途中で「どう?」と聞いてみたら、どうやら現時点での佐渡1位カレーに出逢ってしまったらしい。ちなみにビーフももちろん佐渡牛です。

食後のコーヒー。豆は8種類くらい用意されていて、注文が入ったところで挽いていました。
切り株から作られたらしい重厚なトレーに乗って登場。



各種ケーキメニューもあるのですが、この日は果物が少なくなってしまったということでシフォンケーキのみ。ということだったのですが
出てきてびっくりフルーツ満載さらにアイス付き!!
シフォンケーキは烏骨鶏の卵を使用しているとのこと、密度の濃い味がします。



フルーツがこれしかなくて、彩りがアレなんだけど・・・と恐縮されていましたが、こちらは大満足でした。

お店を出て気付いた、ここは柿畑のど真ん中icon23


↑収穫後、これだけ見るとただの木だな・・・
この近辺は国道沿いでもたくさんの柿の木を見ることができます。

うちからは少し距離があるのですが、そちら方面に行く時にはまた寄りたいですね☆

プトー・アンディカティール
佐渡市羽茂村山2186-79
11:00~18:00
定休日:水・木







  


Posted by mon-amie at 16:32Comments(0)佐渡のグルメ

2012年11月22日

11月、あれこれ

末端冷え性の私にはつらい日々が始まりました。
真冬になると気温は0℃近辺、そこまでいけば諦めもつくというものですが
今みたいに徐々に寒くなってきて外は断続的な雨模様、というほうが気分的には堪えます。
実はこの春に購入していた布団乾燥機、ようやく稼働しはじめました。
お休み前の15分にセットするだけで・・・なんてほんわかあったか布団になること!!
あな愉快。ふふふ。

11月は私の何度目かの誕生日がやってきました。
今は落ち着いたのですが、当日近辺は朝から晩までフル稼働していて、メールやメッセージをいただいていたのに返信できず仕舞いのままなんとなくタイミングを逃してしまい・・・
申し訳ありませんでした。遅ればせながらありがとうございます!!
学校を卒業してからこのかた、会社の勤務体系も手伝ってなかなか友人たちと会うことも出来なかった私を
見捨てないでいただいているというのは心からありがたいことだなあと思います。

主人が頑張ってご馳走してくれたバースデーディナーコース、のデザートicon28



あったかいチョコレートケーキの中からとろけ出すベリー系のソース、
添えてある冷たいアイスとからめていただく至福の一品・・・
文字の前に添えてある小さなバラは、なんとトマトの皮で丁寧に形作られているというもの。
あまりの美味しさに、主役である私そっちのけで主人はひとり別世界に行ってしまったような顔をしていました。
別に記念日じゃなくてもいいから、いつでもご馳走してくれたまえ(笑)
佐渡の食材を多く取り入れたここのコース料理、もちろん一つ一つのお料理はもちろんなのですが
パンについてくるのはバターではなく、手の込んだ豚のリエット(とオリーブオイル)。しかもおかわり可。
お口直しの柚子シャーベットもちょっと粘度のある不思議な食感でおもしろかったし、
岩のりを使った一口だけのリゾットも絶品だったなー。
ステーキには佐渡産松茸まで添えられていました。

こちらのお店は海岸沿い、以前ブログで紹介した越の松原のところにございます。
http://monamie.niiblo.jp/e143731.html
↑1,2枚目の写真に建物が写り込んでいました(^^)
元々とある宿泊施設があったのですが廃業したのち、道を挟んで隣にあるホテル Ryokan浦島(有名人が来島した際、よく宿泊されている!)がここを買い取って改装し、新館(東館)としてオープンさせたものです。
建築家の方は東京大学名誉教授で、全国の様々な施設の建築に携わっておられるようです。
佐渡に居ながらにして、まるで都会の一流ホテルのような雰囲気を味わえますが
昼間に行けば松林越しに海を望むことができるはず。
そんなわけで私たちもちょっと緊張してしまい、写真をばしゃばしゃとる気分にはなりませんでしたicon10

また行きたい!
http://www.urasima.com/laplge.html


今週末には天気予報に雪マークが登場し、晴れ間が貴重になってきた今日このごろ。
突然の雨に降られた買い物帰り、ふと振り向くと虹の断片が見えていました。

  


Posted by mon-amie at 16:48Comments(0)雑談

2012年11月13日

ひさしぶりに外で

オープンしたのはいつだったかな?冬から春くらい?
歳を重ねるごとに時間の感覚がおかしくなっているので、正確には思い出せませんが
国道沿い「金井」のバス停向かいにあって誰もが気になっていたであろうお店にようやく行ってきました。
食い処 ひきの さんであります。
元々何のお店でしたっけ?(それすら思い出せない)そこから改装したばかりなので店内は綺麗でしたし、なかなか多くのお客様で賑わっていました。



佐渡の方がこの看板を見たら「あ~はいはい、まだ行ってなかったの?」もしくは「そういえばウチもまだ行ってなかったな」と言われそうだ。立地がいいので知名度は抜群でないかと思われます。

ボンボンジュースというのがありました、メニュー名だけではどんなジュースが出てくるのか分かりません。
何かが爆発していたらどうしよう、岡本太郎ばりに・・・と心配しておりましたが、全くそのような心配はなかったようです。
うちに帰って写真を見直してみたら、全くピントが別方向に向いていましたが



たぶんマスカットだと思われる、ぶどうの実が入ったいたって穏やかなジュースでした。

品数が多いわけでは決してないですが、おおよそ食べたいものは用意されています。

凝ったラーメン店が多い中、なんだかほっとする昔ながらのラーメン
こういうあっさりしたのもたまに食べたくなりますね。




勿論佐渡ですから海鮮だって。
ネタ!シャリ!さあ食え!という直球ど真ん中の寿司に巡り合うことが多い島内において
ちょっと洒落たビジュアルが新鮮です。味は折り紙つきですよ。



ちなみにおみそ汁はエビでした。ダシがよくきいててほっとあたたまる~。

主食が続いたあとにはこんなのもいかがでしょう。



焼肉だっていっちゃうんだから!
肉頼むと、やっぱりご飯付けたくなりますよね・・・いや迷うことなく付けましたけどね・・・結局また主食ですよね・・・
調子乗って霜降りなんて頼んでしまいました。


ちなみに肉を焼くロースターはテーブル席にのみ用意があるので、肉狙いの方ははじめからテーブル予約しておいた方が無難です。私たちは初め座敷にいて肉を所望してしまったのですが、店員さんが親切に途中から誘導してくださいました。
この日は日本シリーズの最終戦で、生粋のパ・リーグ贔屓な私はややテンション下がり気味でしたが
おなかいっぱい食べてなんとか溜飲を下げましたとさ。


食い処 ひきの

佐渡市千種946-1

  


Posted by mon-amie at 18:20Comments(0)佐渡のグルメ

2012年11月09日

日光編その4~意外な名物とは?!~

お昼はガイドブックを読んで目をつけていたところへ。
午前中に回った日光山内のすぐ近くの、カフェレストラン匠さんにお邪魔しました。
平日とはいえあの人出でしたから、混むかな?と思い昼前には入ったのですが、結果的にはそれほどでもなくゆっくりと過ごせました。



実はこの横にある坂をのぼっていくと日光金谷ホテル(明治6年創業、現存する日本最古のリゾートホテル)に行き着きます。高級車が時折行き来していました。
カフェレストラン匠さんが入っているこの建物は、もともとホテルの土産品店として創業したということで
なんと国登録有形文化財なのだった!!(後で知った)
カフェは2階ですが、1階には土産物店とそば処、ホテル直営のベーカリーがございます。

入口近くのディスプレイは秋仕様。


こちら店内です。広々とした落ち着いた空間です。
テーブルには日光杉並木の古材を一部使用しているそうです。


洋食の各種セットメニューなどもあるのですが、わざわざここまで来たのですから。
はじめのまんじゅうのところで日光名物湯波のお話をしましたよね?
このお店の人気メニューは数量限定の湯波グラタンなのです、これはいくでしょう!!(1200円でお手ごろ)


丸く巻かれた日光湯波がどんどんと2つ入っています。
豆乳仕立てだそうで勿論湯波との相性は抜群!!
やさしい舌触りのホワイトソースと、重量感のあるモチモチの湯波がたまらない・・・

そして意外なのが何かといいますと、日光はチーズケーキが有名だということです。
全然知らなかった。
古くからあるレストランなどで出していたチーズケーキが注目を集め、この地域のお店がこぞってレベルの高いチーズケーキを出すようになったのだそうです。
この匠さんでは、金谷ホテルのラウンジで出しているチーズケーキを味わうことができるんですよ。



綺麗な3層になっているのがお分かり頂けるでしょう。
シナモン風味のクッキー生地、クリームチーズ、サワークリームが重なり合っています。
口の中で至福の3重奏であります、こんな風に綺麗なハーモニーを奏でられる奏者になりたいもんだ・・・
他のお店のも食べてみたかったけれど、さすがに理性が歯止めをかけた(笑)

腹ごなしに駅までまた歩いて戻りましょ。

途中でお土産屋さんに寄りました、朝来た時に道のど真ん中で猫が寝ていたところのお店。
猫はお店のお母さんの腕に抱かれてぼーっとしてました。
お会計したあとに猫にバイバイと挨拶したら、お母さんが猫の腕を無理やり掴んでバイバイと振ってくれました、
嬉しかったけれど猫的には本意でなかったに違いない。と書かずにはいられないような顔をしていた。



朝は気付かなかったのですが、こんな場所があったのですね。



さて、電車が出るまでもう少し時間があります。
駅の2階、かつて1等客の待合室に使われていたホワイトルームを見学しにいきましょう。

階段をのぼってきました・・・




この日は、かつての日光線とそれにまつわる写真が展示されていました。


天井部分の彫刻も含め、きらびやかなシャンデリアは当時のままだそうです。


光り輝く太陽光もこれを通せば落ち着いた自然光に。


身だしなみチェックに使われていたのかな?


電車に乗ってすっかり眠りに落ち、気が付いたら宇都宮に戻ってきていました。
ここから新幹線を乗り継ぎ、フェリーで海を渡り、ようやく佐渡に帰ってきたのでした。

タイムスリップ・・・なんていいますが、まさに江戸時代の遺産から街の至る所で明治・大正ロマンを感じ、昭和の主役新幹線に乗るという
距離以上になんだか遠くに行ってきたという印象の旅でした。
たまにはこういうのもいいですね。

というわけでようやく日光編は完結です。
最後までお読みいただきありがとうございました。  


Posted by mon-amie at 17:42Comments(0)雑談

2012年11月08日

日光編その3~人まみれ。~

工事現場の輪王寺を通り過ぎ、いよいよ東照宮に向かう表参道をゆきます。
石鳥居をくぐりますと、



左手には五重塔。
色彩鮮やか!


先程スカイツリーの高さと同地点、という看板がありましたが(前回ブログ参照)
この五重塔にも勿論、あの日本古来の技術・心柱が入っています。
そんな話題に乗っかってか、特別公開されていました。

たくさんの石灯籠。



上神庫には狩野探幽が想像で下絵を描いたという象の彫刻があります。
左の象は尻尾が3本になっていたり。
右の象はやたらと眼力鋭かったり。(ふたり仲良くしてね)



さて、今回私が「日光行く!」と言い出した時に、お仲間のある方に
「きっとそういう遺産類を見に行くんだろうけど、私の中では日光といえば猿軍団しか思い浮かばない」
とバッサリ言われましてとても驚いたんですけど(逆にそんな発想はなかった。皆様の中ではどんな位置付けでしょうか?)
押さえとかなきゃいけないこの猿はちゃんと見てきました。
しかし人が多すぎてなかなか近付けないのです。
大人気。



左から2番目が有名な「見ざる・・・」ですね。
全部で8枚の絵で、猿(人間?)の一生を描いている、ということを私はすっかり忘れていました。
たぶん小学校の修学旅行で勉強したんだろうけどなー。

猿にたかる人たち!


葵の紋の鳥居をくぐると・・・



いよいよ世界遺産の陽明門ですicon12
渋谷のスクランブル交差点並みの人口密度で、ほとんど立ち止まることはできない!!
石段横の砂利スペースに避難して撮影。















裏側も。




それで、眠り猫あたりも見たかったのですが
小学生の修学旅行の群れに阻まれもはや進むことができず断念。
本当に猫が静かに寝ていられるのか心配でなりません。

そうそう、今の小学校ではもう英語の授業をやってるのでしたっけ?
男の子が果敢に外国人カップルに話しかけていました。
丁寧に受け答えしてくださっていたそのお二人はどうやらフランスの方だったようで(英語圏ではなかった!)
少年たちは「フランスだって!なんでフランス??」って大騒ぎしながら去っていった(笑)

陽明門前の大きな鼓楼と修学旅行生の群れ。



この奥が有名な「鳴き龍」の本地堂(薬師堂)です。
すごい人でしたがここは諦めずに入ってきた!
拍子木の高い「コン」という音から残る「ひゅるるるるん・・・」の余韻。
なんだか一緒に空に吸い込まれてしまいそうな、不思議な鳴き声でした。


人がたくさんいるこのエリアを抜けだしたところで、そろそろおなかも空いてくる時間帯・・・ですが、頑張ってもう一か所寄ってみたい場所が。
工事中だった輪王寺方向に戻りまして、片隅にある逍遥園という庭園です。
紅葉どうかな?と思って行ってみました、見ごろにはすこーし早かったですが、さきほどまでの喧騒が嘘のように静かで趣がある。

水面に映る秋の空。



大きな鯉が悠然と泳いでいます。



池の周囲には遊歩道が整備されており、ゆっくりと散策。







紅葉だけじゃない、緑色だって美しいですよね。




こんな感じで駆け足でまわりました。
勿論全てを見ることはできなかったのですが、絢爛豪華から侘びさびまで味わえたせいでしょうか、
充実感はかなりのもの。
さて心が満足したのと引き換えに、なんとなく感じていた空腹もいよいよ前面に出てきて精神を蝕んできましたので
お昼いこう、お昼。

  


Posted by mon-amie at 16:46Comments(0)雑談

2012年11月05日

日光編その2~主役は現場にいる~

門前町には色々なお店や観光施設・休憩所なども完備されていて、世界遺産までの道のりは飽きることがありません。きょろきょろしながら歩いていると





なんなのかなと思ったら、これ日光市の総合支所であるらしい。
もともとホテルとして建てられたもので、国の登録有形文化財なのだそうです。
文化財の中で勤務というのも凄いですね・・・

こんな一角も。
日光の名水を飲むことができます。





世界遺産の入口手前までたどり着くと、大谷川を渡る橋があります。
車が通ると少し揺れて怖い日光橋の向かいにあるのが趣深い「神橋」。
木々の緑と空の青に映える朱色の橋は、錦帯橋や猿橋と並んで日本三大奇矯のひとつでもあります。
生い茂る木の陰でちょっと暗くなってしまいましたが・・・画面の斜め上あたりからご覧いただくと少し明るく見えるでしょう(お手数掛けます)



なんとこのとき、偶然にも結婚式がとり行われておりました。



神主さんと巫女さんに先導され、しずしずと歩を進めるお二人。
この前日は大雨だっただけにきっと気が気でなかったことと思いますが、とても穏やかな日に式を挙げられてほっとなさったことでしょう。そして居合わせた観光客がたかりまくる(笑)このあとは人力車に乗られたようでした。いいですねー。

こうしてようやく日光の社寺入口までたどり着きました。



こちらの階段からも行けますが、もうひとつの「長坂」をのぼってみることに。
マイナスイオンと霊気がたっぷり感じられる(気がする)、緑の美しい道です。
道端には小さな滝もありました。水の流れる音には癒されますね。



木々のトンネルを抜けてぱーっと見晴らしが開けると、いよいよ世界遺産群が登場です。
拝観券を購入して、766年に日光山を開いたといわれる勝道上人と守り神?の龍さん達にご挨拶。





すぐ目の前に現れるのが日光山輪王寺、のはずだったのですが・・・






絶賛大工事中!!!絵だし!!!
いつだか京都に行った時の本能寺も工事中だったなあ、そういえば・・・


この工事現場の中にて、阿弥陀如来・千手観音・馬頭観音の三体の仏様を拝観することができます。
カンカンカン!ギー!とやや騒々しくはありますが、その荘厳さには周囲の音も消え去ってしまうようでした。
完全に見上げてしまうほど大きかったです、高さは8.5メートルにも達するそうです。

外に出て大護摩堂の前を抜けると、少し早目に色づいたモミジが青空に映えていました。



さあ、このあとはいよいよ東照宮ですよ!





日光だって流行に乗っかっちゃいます♪

  


Posted by mon-amie at 11:46Comments(0)

2012年11月02日

日光編その1~塩が決め手~

週末はとある大会がありまして、栃木に行っていました。
宇都宮といえば餃子日本一から陥落したことでかえって有名になってしまった感がありますが、
ホテルの部屋に入るとよくデスクの上に「誰々が清掃しました」みたいな紙があるじゃないですか?
あんな感じで「どうか宇都宮餃子を食べてください」と懇願するお手紙が置いてありました。
必死こいてます宇都宮。

まあ当然、本番後の打ち上げは餃子屋さんで!



焼き餃子に蒸し餃子、ここに写っている以外に春巻やサラダもあったような。
ともかく餃子脳になってますんでマシンガンのように食べ尽くしたわけです、この他に別皿で頼んだ大量の餃子がテーブル間を飛び交っておりました。
気分的には一年分くらい食べたような勢いです。
薬膳粥でしたか、ほんのりとした塩味がなかなか美味しかった。でも実はこれがなければもっと餃子を食べられたような気もします。


さて翌朝、団体行動チームより1時間半も早くホテルをチェックアウトし、日光一人旅に向かいました。
この日のうちに佐渡に帰る予定でいたので、時間あまりないかな?と思っていたのですが
それなりに満足した行程になりましたよ。

宇都宮駅にて。



日光線はレトロ風なコンセプトのようです。
それで、全く意識せずに電車が来たので写真を撮ったら
なんと寝台特急北斗星とのコラボレーションになっていたのであった!!
それがこれ↓



なんだろうねこの限りなく無作為な感じ・・・(だって知らなかったんだもの)


電車は日光に向けてずーっと登っていきます。
1時間かからずに到着。



誰だ!ローマ字のところにさりげなくイタズラしたやつは!



駅の外観も素敵ですね。
ここから東照宮方面までは、東武日光駅前を経由しての一本道。
バスもありますが歩いてみることにしました。



雄大!!


さて、東武日光駅のすぐ目の前に私がひそかにチェックしていたお店があります。
揚げゆばまんじゅうの「さかえや」さん。
ああこれかー、と思い、その瞬間そういえば朝ごはん食べてなかったじゃん!ということで
早速お立ち寄りです。
ゆば・・・ふつうは湯葉と書きますが、ガイドブックによると湯波という表記になっている。日光独特なのでしょうか?
日光の湯波はもともと修行僧のタンパク源として食べられていたそうですが、いまや日光を代表する郷土料理のひとつ。
コースで味わえるお店も多いようですが、ここはお手軽にいこうじゃありませんか。
ひとつ200円です。



サックリした衣の中にもちもちした湯波の食感、そしてやさしい甘さの餡。
手渡ししてくださる直前にお塩を振ってくださるのですがこれがなんとも絶品で、甘さと塩気がお互いの良さを引き出してくれるんですね。食べてて飽きないです。
餃子疲れした胃を癒してくれて、なおかつこれから日光山内へと向かうためのエネルギーを補充!!
店先のベンチでかぶりついていたら、奥様がお茶まで出してくださいました。この心遣いにまた心が温まります。
朝からいいものいただいちゃいました。

数軒隣の土産物屋さんの前でくつろいでいる方も。
ひなたぼっこ、最高気持ちよさそうだ。



龍が生えてる街灯。



この真っ直ぐで緩やかな上り坂をひたすら歩いていくのです。



↑注:このすぐ後にゴミ収集車が地面のそれを回収していきました。って書かなきゃ気付かないかな?


つづきまーす。  


Posted by mon-amie at 16:10Comments(0)雑談

2012年11月01日

気付いてみたら

怒涛の10月があっという間に終了していきました。いよいよ冷えるようになりましたね。コタツ出しました。洗濯物が乾かなくなりました。

先月はなんだかんだと島外に出る用事が多く、先週なんて1週間のうち1日半くらいしか佐渡にいませんでした。
関東の実家に帰ったら思いのほか寒くて、ジャケット1枚買ってしまいましたよ・・・
そんな島外生活に加えて主人の出張の後片付けもあり、溜まりに溜まったアイロン掛けがようやく一段落したところ。
ようやく平穏な通常生活に戻りつつあります。
そういうわけで島にいなかった間の話をちょこちょこと書いていこうかなと思っています。


実家に帰ったのは去年の2月以来で、そもそも関東に出入りするのも久々でした。
大宮駅にたどり着いたのがちょうど帰宅ラッシュくらいの夕方だったのもあるのですが、
全然人の流れに乗れず愕然。
ちょっと考えれば思い出す事なんですが、その人の数に影響されてぼーっとした頭ではここから右だっけ左だっけという判断すら鈍っており、我ながら笑えてくるほどひどい有様でした。

翌日少し時間があったので、行き慣れた街・立川に行ってみることに。ここならリハビリできるだろう。
東京の人ならよくお分かりかと思いますが、ルミネは店舗の入れ替わりがほんと激しいですね!!
昔ついつい寄ってしまっていた雑貨屋さんもいつの間にかなくなり、カフェに変わっていたりして。(美味しそうだったけど)
買うか買わないかは別にして秋物を覗きながらゆっくり歩いていると、突然後ろからスーツ姿のおじさんに声をかけられました。

その男性は某有名女性週刊誌の記者と名乗った。

「実は今、多摩地区の奥様の買い物事情をお聞きしているんですよー。
私の身元もしっかりご説明致しますし、謝礼もお出ししますので、下の喫茶店で15分くらいよろしいですかね?指輪してらっしゃるんで奥様ですよね?」
・・・と言われて確かに謝礼という言葉には心がふらっと揺れかけたけれど、そんな甘い話はないだろうなーと思い直して
適当に流しながら、
それでも口説き続ける自称記者さんと共に数メートル歩く羽目になった。
このあと友達と会う予定で、もうぼちぼち連絡が来るんですよとかわそうとしてみたけれど
「じゃあそのお友達も一緒にってというのはどうですか?」
と、こりゃ苦労せず沢山のネタを取れると言わんばかりの勢いで返された。
(このへんでそろそろイラッとしてきた)

煮え切らない私の態度に、自称記者さんも切り札を・・・と思ったのかどうなのか、
いきなり耳元に口を寄せてきてこう言った。




「いや実は、奥様の浮気願望事情を調査してるんです」




大ウソじゃねーかこの野郎!!!
(すみません取り乱しました)


まあ結局私もそこで面白いアドリブが出来ず、「そんなもんはねえ!!」とバッサリ切り捨ててしまい
自称記者さんはそそくさとその場を去ったのですが
(そして10メートルくらい先で別の女性に声をかけてあっさり断られていた)
スーパーでも行かない限りあまり人とすれ違うことの無い佐渡の生活に慣れつつある私にとっては
都会ってこんな恐ろしい場所だったのねえ、と思わざるをえない出来事でありました。

でもこの話を何人かにしたら、
「何故ついていかなかったんだ、騙されたフリして謝礼だけもぎ取ってくればよかったのに」
って口を揃えて指摘された(笑)
いやーほんと、貴重な体験でしたよね・・・失礼しました・・・


数日の滞在後、帰りの船から見えた風景にほっと一息。
薄く見える虹のカケラと航跡、さらにジェットフォイルも横切って行ったりなんかして。
住めば都といいますが、そういうもんなのでしょうねー。



夕暮れの海はやっぱり素敵です。



次回は日光に行ってきました編をお送りします。









  


Posted by mon-amie at 16:29Comments(2)雑談