2014年02月02日
世界遺産に挑む!和歌山編 その3
世間は大晦日。
ちゃんと見ている連続ドラマは大河のみ、という渋い我々が向かったのは世界遺産!!
熊野三山のうちの那智大社です。
日頃の運動不足を解消すべく、熊野古道をちゃんと歩く。

ここからスタートです。それなりの上り坂という情報は入っていたので、いっちょまえにアキレス腱を伸ばす動作をしてみたりする。

石畳(階段つき)をひーこら言いながらゆっくりのぼっていきます。
こんなに息が上がるのはなんでだろう、そうだきっと山だし空気が薄いせいだ。(注:標高約130m→350mほど)

「多富気王子」とあります。
熊野古道沿いには12~13世紀にかけて、参詣者の守護を祈願する神社が修験者の手により多数作られました。
これを九十九王子と呼びますが、実際に99あるわけではなく、数の多さを現す呼び名とのこと。(実際は101ほどあるようです)
この多富気王子はその中の最後の一社だそうです。
碑に描かれているのはヤタガラス。
日本神話の中で、神武天皇を熊野から大和へと道案内した3本足のカラスです。
自衛隊の情報部隊のマークに採用されているほか、馴染み深いところではサッカー日本代表のユニフォームにもその姿を見ることができます。
日本に近代サッカーを紹介した中村 覚之助氏の出身がこの那智勝浦町であったこと、上記の道案内の話より「勝利の導き手」という意味合いをこめたこと、また熊野那智大社は平安時代、蹴鞠の名人藤原成通が技の奉納に訪れたともいわれているのだそうです。
そういえば那智勝浦の駅にもなんだかヤタガラス的なものが吊り下げられていました。
石畳を抜けてほっとしたのもつかの間、また階段。

元気のパワースポットの前にもうフラフラであります。

ここからまたまた階段をのぼって、

やっと着きましたー!!長かった!!

お参りしたり胎内くぐりしたり。結構沢山人がいました。
それにしても太平洋側の天気のいいこと。
翌日の初詣には多くの方が訪れるのでしょうね。
そのまま奥へと進んでいくと、こんな色鮮やかな光景が広がります。
ここから目指すのは見えている那智大滝。一度見に行ってみたかったのです。

見えてはいるけど意外と遠い。ぐねぐねと坂をくだり、再び登場した石畳の階段で転げ落ちているうちに、少しずつ木立の間に滝が近づいてきます。
駐車場完備。そうですか、ここまで車で来られる・・・んですよね・・・
いやいや自分の足で参詣することに意義がある。もはや自問自答、修行の境地であります。

入口も荘厳。
ちょうど滝から帰ってきたところとおぼしき年配の女性が「はあ疲れたわ、はあ・・・あはは」と愚痴っておられた。
行きは下り階段、つまり帰りは上りなのでした。

落差133m、一段の滝としては落差日本一なのだそうです。
ドドドドドと音を立てるその様は大迫力で爽快。
なお写真を見ても分かるように、落ち口のところが3つに別れているところから「三筋の滝」とも呼ばれています。
滝壺には大きな虹が。いいことありそう!!

よく歩いた。
疲れた体に甘い・・・物がちょうど登場したので寄り道してみました。
どうやら名物らしい黒飴ソフト。しつこくない黒糖の甘さで生き返ります。

お話し好きの店員さんとおしゃべりしつつ、ゆっくり休憩させていただきました。
あとから来たお客様は秋田からとおっしゃっていた。やっぱり寒冷地の皆さんは暖かいところに行きたがるんでしょうかね。
(つづく)
ちゃんと見ている連続ドラマは大河のみ、という渋い我々が向かったのは世界遺産!!
熊野三山のうちの那智大社です。
日頃の運動不足を解消すべく、熊野古道をちゃんと歩く。
ここからスタートです。それなりの上り坂という情報は入っていたので、いっちょまえにアキレス腱を伸ばす動作をしてみたりする。
石畳(階段つき)をひーこら言いながらゆっくりのぼっていきます。
こんなに息が上がるのはなんでだろう、そうだきっと山だし空気が薄いせいだ。(注:標高約130m→350mほど)
「多富気王子」とあります。
熊野古道沿いには12~13世紀にかけて、参詣者の守護を祈願する神社が修験者の手により多数作られました。
これを九十九王子と呼びますが、実際に99あるわけではなく、数の多さを現す呼び名とのこと。(実際は101ほどあるようです)
この多富気王子はその中の最後の一社だそうです。
碑に描かれているのはヤタガラス。
日本神話の中で、神武天皇を熊野から大和へと道案内した3本足のカラスです。
自衛隊の情報部隊のマークに採用されているほか、馴染み深いところではサッカー日本代表のユニフォームにもその姿を見ることができます。
日本に近代サッカーを紹介した中村 覚之助氏の出身がこの那智勝浦町であったこと、上記の道案内の話より「勝利の導き手」という意味合いをこめたこと、また熊野那智大社は平安時代、蹴鞠の名人藤原成通が技の奉納に訪れたともいわれているのだそうです。
そういえば那智勝浦の駅にもなんだかヤタガラス的なものが吊り下げられていました。
石畳を抜けてほっとしたのもつかの間、また階段。
元気のパワースポットの前にもうフラフラであります。
ここからまたまた階段をのぼって、
やっと着きましたー!!長かった!!
お参りしたり胎内くぐりしたり。結構沢山人がいました。
それにしても太平洋側の天気のいいこと。
翌日の初詣には多くの方が訪れるのでしょうね。
そのまま奥へと進んでいくと、こんな色鮮やかな光景が広がります。
ここから目指すのは見えている那智大滝。一度見に行ってみたかったのです。

見えてはいるけど意外と遠い。ぐねぐねと坂をくだり、再び登場した石畳の階段で転げ落ちているうちに、少しずつ木立の間に滝が近づいてきます。
駐車場完備。そうですか、ここまで車で来られる・・・んですよね・・・
いやいや自分の足で参詣することに意義がある。もはや自問自答、修行の境地であります。
入口も荘厳。
ちょうど滝から帰ってきたところとおぼしき年配の女性が「はあ疲れたわ、はあ・・・あはは」と愚痴っておられた。
行きは下り階段、つまり帰りは上りなのでした。

落差133m、一段の滝としては落差日本一なのだそうです。
ドドドドドと音を立てるその様は大迫力で爽快。
なお写真を見ても分かるように、落ち口のところが3つに別れているところから「三筋の滝」とも呼ばれています。
滝壺には大きな虹が。いいことありそう!!
よく歩いた。
疲れた体に甘い・・・物がちょうど登場したので寄り道してみました。
どうやら名物らしい黒飴ソフト。しつこくない黒糖の甘さで生き返ります。

お話し好きの店員さんとおしゃべりしつつ、ゆっくり休憩させていただきました。
あとから来たお客様は秋田からとおっしゃっていた。やっぱり寒冷地の皆さんは暖かいところに行きたがるんでしょうかね。
(つづく)
Posted by mon-amie at 15:24│Comments(0)
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