2012年01月04日
食い倒れ開始~熊本旅行 その2~
熊本駅前からホテルまでは路面電車で移動です。
運行間隔は比較的短いのに、夕刻だったせいもあってか車内は満員。
大きい荷物に初めての乗車でちょっとおどおどしながら、しかしすっかり旅行気分。
角を曲がることが多くてよく揺れるのでつかまっていないとダメでした。

一回の乗車につき一律150円という分かりやすいシステムです。
途中、降車しようとしたとあるお客さん。財布の中には1万円札しか持ち合わせがなかったようです。
車内の両替機は5千円までしか対応していないのです。
すると運転手さんが「じゃあ聞いてみますね」と言う。
誰に聞くんだろ?と思ったら、おもむろにマイクに向かって
「お客様の中で1万円両替出来る方いらっしゃいませんか?」
と、乗客に協力をあおいだのでした。
いっせいに乗客全員が財布を開ける光景(笑)
じきに一人の女性から両替可の申し出があり、1万円氏はことなきを得たのでした。
車内に広がる安堵の表情。
さて私たちも無事ホテルに到着。やわらかい熊本弁ボーイさんが荷物を運んでくれました。
一息ついたところで晩ごはんに繰り出します。
その街がどんなところかを知るのには、自分の足で歩くに限ります。
散歩をかねて商店街の中を歩いていくことにしました。
熊本市は、今年の4月に政令指定都市となります。
それだけの人口を抱えながら、市域の上水道は全て地下水を利用しているのだそうです。
くまモンのゆるキャラ日本一、またタレントのスザンヌさんの活躍などにより
この地名を聞く機会も増えてきたような気がするのですが、
なによりびっくりしたのが繁華街の賑やかさ!!
忘年会シーズン、年末の帰省シーズンも重なり、新宿歌舞伎町もびっくりの人の多さ。
(そして若い人の多いこと)
全然まっすぐ歩けないんだもの。
ただの地方都市(失礼)だと思っていたので、完全に度肝を抜かれました・・・
さて熊本といえば手始めに馬肉だ!!
訪れたのはこのお店。

店内はいくつかの座敷とカウンターのみで、想像よりこじんまりとしたお店でした。が、
人気店なのか席はびっしりで少し外で待ちました。
足元に電気ストーブなど置いてくださる心遣いが嬉しいです。
しかしこちらとしてはコート脱いじゃうくらいのあったかさでした。たまたま今日はあたたかくて、という気温だったらしいですが、いずれ私たちからすれば極楽です。雪もないし。
魚をいつでも食べられる佐渡市民なので、今日は肉オンリーでいきます。
まず手始めに寿司。

肉っぽい感じはあまりなく、それこそ魚の寿司を食べているような新鮮さ。
こちらもいかないと。基本の馬刺しですね。主人一押し。

塩焼きは個人的に本日の大ヒット。

シンプルだからこそうまい!!よーく噛んで歯ごたえも堪能。
タンも食べちゃえ。牛タンなどにくらべて小さく可愛らしい舌。

串でもいっちゃう?酢味噌がまた合うのです。

こうやって見ると、ひたすら肉だらけ・・・
しかもシメにバジルまで。(注:馬汁)
ひょんなことから隣に座っていた男性二人組とお話をさせていただきました。
お一人は熊本出身で今は県外で働いておられる、超一流商社の社員さん。
もうお一人は消化器科のお医者様。
頭が良くてユーモア溢れるこのお二人と、
熊本における馬肉の位置づけからラーメン、観光地のお話まで色々聞かせていただきました。
そのさらに向こう側におられた新婚カップルさんは川越から観光に来られたとのこと。
夫婦二人でひたすら日本酒飲んでおられましたが、旦那さんは寄ってお店のおかあさんに絡みまくり
奥様は顔色一つ変えず注いで飲んで注いで飲んでされてました。すごすぎた。
そんな素敵な出会いもありつつ、本当に肉だけ食べて私たちもお開き。
また人の間をぬって歩きながらホテルに戻りました。
あれだけ肉を食べておきながら、翌朝はホテルのバイキングを山ほど食べた上に
しっかり食後のコーヒーまで。
朝の街を眺めながらのひとときです。
そしてこの朝を食べ過ぎたことにより、夜に私の胃が悲鳴をあげることに・・・

(続く)
運行間隔は比較的短いのに、夕刻だったせいもあってか車内は満員。
大きい荷物に初めての乗車でちょっとおどおどしながら、しかしすっかり旅行気分。
角を曲がることが多くてよく揺れるのでつかまっていないとダメでした。
一回の乗車につき一律150円という分かりやすいシステムです。
途中、降車しようとしたとあるお客さん。財布の中には1万円札しか持ち合わせがなかったようです。
車内の両替機は5千円までしか対応していないのです。
すると運転手さんが「じゃあ聞いてみますね」と言う。
誰に聞くんだろ?と思ったら、おもむろにマイクに向かって
「お客様の中で1万円両替出来る方いらっしゃいませんか?」
と、乗客に協力をあおいだのでした。
いっせいに乗客全員が財布を開ける光景(笑)
じきに一人の女性から両替可の申し出があり、1万円氏はことなきを得たのでした。
車内に広がる安堵の表情。
さて私たちも無事ホテルに到着。やわらかい熊本弁ボーイさんが荷物を運んでくれました。
一息ついたところで晩ごはんに繰り出します。
その街がどんなところかを知るのには、自分の足で歩くに限ります。
散歩をかねて商店街の中を歩いていくことにしました。
熊本市は、今年の4月に政令指定都市となります。
それだけの人口を抱えながら、市域の上水道は全て地下水を利用しているのだそうです。
くまモンのゆるキャラ日本一、またタレントのスザンヌさんの活躍などにより
この地名を聞く機会も増えてきたような気がするのですが、
なによりびっくりしたのが繁華街の賑やかさ!!
忘年会シーズン、年末の帰省シーズンも重なり、新宿歌舞伎町もびっくりの人の多さ。
(そして若い人の多いこと)
全然まっすぐ歩けないんだもの。
ただの地方都市(失礼)だと思っていたので、完全に度肝を抜かれました・・・
さて熊本といえば手始めに馬肉だ!!
訪れたのはこのお店。
店内はいくつかの座敷とカウンターのみで、想像よりこじんまりとしたお店でした。が、
人気店なのか席はびっしりで少し外で待ちました。
足元に電気ストーブなど置いてくださる心遣いが嬉しいです。
しかしこちらとしてはコート脱いじゃうくらいのあったかさでした。たまたま今日はあたたかくて、という気温だったらしいですが、いずれ私たちからすれば極楽です。雪もないし。
魚をいつでも食べられる佐渡市民なので、今日は肉オンリーでいきます。
まず手始めに寿司。
肉っぽい感じはあまりなく、それこそ魚の寿司を食べているような新鮮さ。
こちらもいかないと。基本の馬刺しですね。主人一押し。
塩焼きは個人的に本日の大ヒット。
シンプルだからこそうまい!!よーく噛んで歯ごたえも堪能。
タンも食べちゃえ。牛タンなどにくらべて小さく可愛らしい舌。
串でもいっちゃう?酢味噌がまた合うのです。
こうやって見ると、ひたすら肉だらけ・・・
しかもシメにバジルまで。(注:馬汁)
ひょんなことから隣に座っていた男性二人組とお話をさせていただきました。
お一人は熊本出身で今は県外で働いておられる、超一流商社の社員さん。
もうお一人は消化器科のお医者様。
頭が良くてユーモア溢れるこのお二人と、
熊本における馬肉の位置づけからラーメン、観光地のお話まで色々聞かせていただきました。
そのさらに向こう側におられた新婚カップルさんは川越から観光に来られたとのこと。
夫婦二人でひたすら日本酒飲んでおられましたが、旦那さんは寄ってお店のおかあさんに絡みまくり
奥様は顔色一つ変えず注いで飲んで注いで飲んでされてました。すごすぎた。
そんな素敵な出会いもありつつ、本当に肉だけ食べて私たちもお開き。
また人の間をぬって歩きながらホテルに戻りました。
あれだけ肉を食べておきながら、翌朝はホテルのバイキングを山ほど食べた上に
しっかり食後のコーヒーまで。
朝の街を眺めながらのひとときです。
そしてこの朝を食べ過ぎたことにより、夜に私の胃が悲鳴をあげることに・・・
(続く)
Posted by mon-amie at 14:56│Comments(0)
│雑談